由利・三津木探偵小説集成<br> 真珠郎

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由利・三津木探偵小説集成
真珠郎

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  • サイズ B6判/ページ数 486p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760150519
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

耽美な罪業。邪悪な美少年の残酷絵巻―幻妖にして大胆、傑作6篇!金田一耕助と並ぶ、もう一人の名探偵シリーズ!

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902(明治15)年生まれ、1981(昭和56)年没。大正期より執筆活動を始め、雑誌「新青年」編集長として江戸川乱歩に名作『陰獣』を発表させるなど編集者としても活躍。戦後まもなく『本陣殺人事件』『蝶々殺人事件』という傑作長篇を発表、前者で第1回探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞する。以後、名探偵・金田一耕助を主人公とする名作群で、探偵小説界の第一人者としての地位を不動のものに。70年代の角川文庫によるリバイバルと金田一シリーズの映画化によって大ブームとなり、最晩年にも大作『悪霊島』を発表、生涯現役を貫いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

70
著者が金田一耕助に先駆けて想像した探偵由利先生と新聞記者三津木俊助が活躍するシリーズ第一巻。探偵は活躍するものの後年の本格推理ではなく、冒険活劇風のものが多い。とはいえそれに濃厚な草双紙趣味とロマンティシズムがプラスされているのはまさに著者の面目躍如といったところ。ただ活劇の主役がほぼ探偵とは別の登場人物となっているため、探偵の影が薄くなっているのは気になったけど。一押しはやはり草双紙趣味と本格の幸福な結婚ともいうべき「真珠郎」か。戦前の探偵小説と戦後の推理小説の過渡期の作品、楽しませてもらいました。2020/01/01

keroppi

58
「横溝正史ミステリ短編コレクション」に続いて、由利麟太郎と三津木俊助が登場する探偵小説コレクション。かなり怪奇趣味というか、耽美主義というか、怪しい人物が多数登場する。とてつもなく美しい男と女、醜い人物、人の憎悪と嫉妬、屈折した想いが、謎に謎を呼ぶ。このシリーズも、また楽しめそう。今回の表紙は、顔が連続しているようだ。2019/02/24

Kouro-hou

35
横溝正史の戦前シリーズ探偵、元捜査一課課長の白髪ミドル由利先生と敏腕記者の三津木さんの全集1/4。角川文庫は再編時に由利先生モノを全滅させた(涙)ので、紙本では大変ありがたく、角川文庫収録時の抜けも修正されてオマケ付き。発表順に短中篇合わせて6本を収録。目玉は表題作『真珠郎』で何度読んでも発見があるが、個人的に好きなのは「白蠟変化」。本筋に関係ない稀代の悪党・白蠟三郎が、高らかに登場するわりには仏心を起こして大ピンチとか川に投げ込まれたりと憎めないw 最後まで狂言回しを責任もってやってくれるのも大好きw2019/01/11

花乃雪音

22
金田一耕助に後塵を拝してしまった由利・三津木のいずれかもしくは両者の登場する稀有な小説集成。元警視庁捜査課長、訳ありで退職し私立探偵をしている由利麟太郎と新日報の記者三津木俊助、どちらか登場すると探偵役を配されるがふたりが出るとダブル探偵ではなくホームズとワトソンになってしまう。ワトソン役になる三津木が探偵をできると見せることでホームズ役になる由利をより名探偵に見せたかったのだろうか。『真珠郎』他計6編の小説は役どころやトリックに古さが否めないためそれをも楽しめる人むけの作品に思える。2019/09/20

才藤清彦

18
横溝正史先生といえば、金田一耕助シリーズがすぐに思い浮かぶ人が多いが、意外と面白い由利麟太郎シリーズのうちの真珠郎という名作。読後感がなんとも言えない。トリックは、まぁ、普通だった。。。2020/04/05

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